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泉美木蘭
2020.7.20 10:07

夜の街の「感染対策」に警察介入、これ弾圧です!

菅義偉官房長官が、夜の街のキャバクラやホストクラブに
警察を送り込んで「感染の根源をひとつひとつ潰していく」
と発言。
風営法(風俗営業法)を利用して、立ち入り調査を行い、
感染症対策を徹底させ、場合によっては摘発すると。

すでに大阪ミナミでは警察官十数人がぞろぞろと店に
立ち入っていく様子が報道されています。

感染防止策が不十分だからという理由で、「風営法」で
取締りって、完全なる別件逮捕では?
法治国家のやることじゃない。
これ、もはや弾圧でしょう!?

院内感染を起こした病院にも警察踏み込むんですか?
感染者の出たビジネス街の企業にも警察踏み込むんですか?
家庭内感染の起きたお宅にも警察踏み込むんですか?
行かないですよね、「夜の街だから」ですよ。
こんなものまかり通って良いのでしょうか?

夜の街をさんざん「悪」として吊し上げて、
国民が恐怖におびえて緊急事態宣言を出してくれとまで
切望する、その空気に乗ってどんどん権力が介入している!

超危険な兆候です!

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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